実効為替レート(NEER/REER)
相手通貨の加重バスケットに対する通貨価値の指数です。名目NEERは二国間レートを集約し、実質REERは相対物価や費用も考慮します。指数の方向、重み、デフレーターは公表機関によります。
例。 「上昇=通貨高」というモデル例で、名目指数が100から102なら2%上昇です。その定義の自国対相手国の相対価格要因が1.03なら、実質指数例は102 × 1.03 = 105.06です。モデルであり、ECB系列の再現ではありません。
バスケットと重み
実効レートは一つのEUR/USDやUSD/JPYではありません。相手国、重みの変化、集約を記録します。方法によっては単純輸入比率でなく第三国市場の競争を捉えます。
実質指数にするもの
CPI、PPI、GDPデフレーター、労働費用の調整で解釈は変わります。同じ基準と手法を比較します。水準105だけで5%割高という意味にはなりません。
使い方
指数は対外通貨価値や価格・費用競争力の分析を支えます。約定可能な為替レートでも、100へ戻る単純シグナルでもありません。均衡評価には別のモデルが必要です。
資料と関連概念
参照:ECB:実効為替レート。2026年10月11日確認。
よくある質問
NEERとREERは置き換えられますか?
いいえ。二国間レートが同じでも相対物価や費用で差が生じ得ます。
上昇は必ず通貨安ですか?
いいえ。系列の慣行を確認します。この例とユーロEERの慣行では、上昇は通貨高です。