ブローカー・プロップ会社のデューデリジェンス評価票

ブローカーとプロップ会社では問題が生じる箇所が異なるため、評価モデルを分けています。ブローカーは監督当局の記録と顧客資金の安全性を確認し、プロップ会社は独自の規則を確認します。規則違反は、口座に損失がなくてもプログラム終了につながる場合があります。ブローカー用には必須基準が四つあり、一つでも「いいえ」なら評価を終了します。そのほかに採点基準が十あります。プロップ会社用は、規則に関する十の質問からルールリスクスコア0–20を計算します。この章の原則に従い、会社名は一切挙げません。評価するのは、登録簿や文書で自分が確認する「基準」です。評価票のコードはブラウザー内で結果を計算し、回答を送信しません。「不明」も有効な結果です。意思決定の後ではなく、意思決定の前に確認する事項の一覧に追加されます。

デューデリジェンス評価票:免許と顧客資金の分別管理を必須条件とするブローカー用評価票、およびルールリスクを採点するプロップ会社用評価票
60秒で押さえる要点
  • ブローカー:失格条件を先に確認し、その後に採点 — ブローカーのサイトではなく監督当局の登録簿で確認した免許、警告リストへの掲載の有無、資金の分別管理規則、適用される補償制度の範囲とマイナス残高保護を確認します。四つすべてに証拠付きで「はい」と答えられなければ、肯定的な評価は出ません。追加のSTOPフラグは結果欄で説明します。
  • プロップ会社:宣伝ではなく規則を評価 — ドローダウンの方式(日中の有効証拠金の最高値に追随する方式では、許容余裕が狭まる場合があります)、一貫性ルール、規則を遡及変更できる会社側の権利、「プログラムの精神」などの裁量条項を確認します。
  • 「不明」は未確認情報として扱う:確認していない基準には点が付かず、必須基準なら肯定的な判定を妨げます。評価票は不確実な点を具体的な確認作業の一覧に変えます。
  • 高得点は確認作業の最低水準を示すもので、推奨ではない:この評価票は評価を中断すべき理由を洗い出しますが、それ自体で入金を認めるものではありません。12.12節では、14のゲート、16の比較基準、少額で試す場合の手順を含む一連の確認を説明しています。一度出金できても、その後の出金は保証されません。

評価票の使い方

  • 印象ではなく、文書と登録簿に基づいて回答する: 各質問には、回答の根拠となる情報源(監督当局の登録簿、警告リスト、契約書、規則、手数料表)を示しています。「記憶」や「会社のトップページ」に基づく回答は、まさに「不明」に当たります。
  • ブローカーを確認する順序も手法の一部: 最初に四つの必須基準を確認します。一つでも「いいえ」なら、補足の点数にかかわらず、この評価票では却下となります。必須基準の「不明」は、確認が済むまで肯定的な判定を妨げます。四つすべてが「はい」の場合にだけ、採点段階に進めます。
  • プロップ用モジュールで採点するのはルールのリスクであり、提供サービスの良し悪しではありません。信頼できる会社でも、ルールリスクの高い条件を設けていることがあります。その場合、合格が自分の取引だけでは決まらないと分かります。記入する前に、 12.11 、特にドローダウンの種類に関する説明を読んでください。
  • 保存領域を利用できる場合、回答とメモはこのブラウザーに保存されます。 モジュールの横のメッセージで、保存の成功またはエラーを確認できます。結果は現在の回答から計算されます。各モジュールが保存できる対象は一度に一社です。別の会社を評価する前に、評価票を印刷するかPDFに保存し、その後で「モジュールを消去」を使ってください。評価票のコードはこれらの項目を送信しませんが、localStorageは暗号化された保管庫ではありません。このサイト上のスクリプトや、同じブラウザープロファイルを使う人がアクセスできます。ログイン情報、口座番号、個人情報は入力しないでください。共用端末では、未記入の紙の評価票を使ってください。

対象範囲: ブローカー用モジュールは、サービスを受ける国でCFD口座を評価する個人顧客向けの簡易評価票です。14のゲートをすべて扱う 12.12 の代わりでも、先物口座、プロ顧客口座、あらゆる法域に共通するテストでもありません。居住国、契約相手の法人の法域、口座と商品の種類を記録してください。プロップ用は有料の評価プログラムと、その後の段階の規則を対象とします。「資金提供済み」であっても、会社の資金を預かる口座ではなく、シミュレーション口座である場合があります。法的な位置付けはプロップという名称ではなく、実際のサービスによって決まります。この評価票では、K3とK4の保護措置を意図的に必須としています。その保護がなくてもサービスが合法であり得る場合を含め、保護の不在を確認したら「いいえ」、適用が未確認なら「不明」です。ゲート不合格を法的判断と受け取らないでください。

すべての回答に証拠を付ける: 登録簿のアドレスまたは文書名、条項・ページ番号、版、確認日を記入します。評価票の日付欄には評価を完了した日を記入し、情報の日付が項目ごとに異なる場合は各基準の横に記載してください。ツールは入力内容を自動検証しません。情報源がない場合や「不明」の回答がある場合は、完全な評価を行えません。旧版で保存した回答は、基準を読み直し、評価票の下部で再確認する必要があります。

ブローカーのデューデリジェンス手順:警告、登録簿、文書、12.12の全ゲート、必要に応じた少額テスト、再評価。どの結果も入金を指示するものではありません。 1. 警告リスト関係する監督当局 2. 免許の登録簿ブローカーではなく監督当局のもの 3. 文書分別管理・費用・契約 4. 必要に応じたテスト少額の入金と出金 5. 再評価自動的に入金へ進まない 手順1–3にはゲートの確認を含みます。未解決のフラグがあれば、入金前に評価を中断します。

モジュール1:ブローカー — 必須4項目+採点10項目

付録G・デューデリジェンス評価票 — ブローカー用・forexmechanics.com/ja/due-diligence-scorecards/・学習用資料であり、投資助言ではありません
ブローカーの評価 会社のトップページではなく、登録簿と文書に基づいて回答
K1. 法人、免許、自分の国の顧客にサービスを提供する権限必須 情報源: KNFの法人検索(ポーランド)、適切な監督当局の登録簿、および該当する越境サービスの許可・届出リスト。英国のサービスについては、 FCA Firm CheckerまたはFinancial Services Registerを使います。法人名、認可の範囲、現在の登録状況、自分の居住国の顧客にサービスを提供する権限を確認してください。FCA/ASICの番号があるだけでは、最後の点は確認できません。販売担当者から渡されたリンクとは別に監督当局のサイトを開き、ドメインと連絡先を法人の登録情報と照合して、なりすましでないかを確認してください。 情報源と適用範囲.
K2. 警告リストに掲載されていない必須 情報源: KNFの警告リスト(ポーランド) 、および自分の国と法人の法域の関係当局による警告リストで、名称とドメインの両方を検索します。警告の内容と手続きの現在の状況を読んでください。掲載は判決ではなく、常に無認可を指摘しているとも限りません。評価中の法人についてなのか、それをかたる偽業者についてなのかを確認します。この評価票では、評価対象のサービスに関する警告が確認されたら評価を中断します。掲載がないことは、合法性や安全性の証明にはなりません。
K3. 資金の分別管理+補償制度必須 情報源:契約書、現地の顧客資産規則、関係する補償制度の適格性規則と参加者名簿。顧客資金の分離、制度名、対象の会社とサービスへの適用、顧客の適格性、限度額、除外事項を確認します。ポーランドの制度の参加者については、まず KDPWを確認します。英国の投資に関する請求については、 FSCSの対象要件 を、その会社と業務について確認してください。いずれの制度も、同じグループの別法人、別の国、別サービスに自動適用されるわけではありません。分別管理と補償は異なる保護措置で、通常の取引損失を補償するものではありません。このゲートは、確認済みの分別管理と適用可能な補償の両方を求めます。どちらかの不在が確認されたら「いいえ」、適用が不明確なら「不明」を選んでください。 情報源.
K4. 個人顧客のマイナス残高保護必須 情報源:契約書、適用される現地の商品介入措置、または拘束力のある口座条件。個人顧客向けCFDでは、 マイナス残高保護 によってCFDポジションから生じる債務が該当CFD口座の資金に制限されるかを確認します。ストップロス価格や入金額の維持を保証するものではありません。先物、プロ顧客口座、同じグループの別法人に自動的に当てはめないでください。ESMAの2018年の介入は一時的な措置でした。現行の国内措置を確認してください。英国FCAとオーストラリアASICの規則には、それぞれ独自の適用範囲があります(公式情報源)。デリバティブの商品名だけで、CFDの保護が適用されるかどうかは決まりません。 ポーランドの例:KNF決定の1(c)項.
P1. 文書と入金指示で法人が一致している 契約書、注文執行方針、手数料表に同一の正式法人名があり、入金指示もその会社に対応しているかを確認します。ブランド名や規制下のグループへの所属だけでは不十分です。決済仲介者を使う場合は、その役割と権限が文書化されている必要があります。説明のつかない不一致があれば評価を中断します。
P2. 完全な公開手数料表:スプレッド、手数料、スワップ 公開文書には、手数料、変動スプレッドの規則、スワップまたはその算出方法、通貨換算、口座維持・出金手数料が必要です。「スプレッド0.0から」では、特定の条件での費用は分かりません。手数料表の日付と商品仕様を記録してください。現在のスプレッドは別に確認します。費用の規則が説明なく欠けている場合は評価を中断します。
P3. 注文執行方針が公開されている 注文執行方針で、執行場所と方法、 スリッページ、リクオート、注文が拒否される状況を読みます。会社の義務は適用される規制制度によって決まります。STP/ECNという表示は文書の代わりになりません。EEAの最良執行規則は、 12.3で詳しく扱っています。確認できる方針がない場合は評価を中断します。
P4. 入出金テストを行った場合の結果 この段階に進むのは、別途意思決定を行い、12.12の全ゲートを通過した後です。テスト前は「不明(未テスト)」を選んでください。点を得るためだけに入金してはいけません。テストを行う場合は少額とし、自分のリスク限度内で注文執行を確かめ、文書化された条件に従って出金します。口座情報を含めず、依頼日、期限、結果を記録してください。説明のない拒否、期限超過、出金条件としての追加送金要求はSTOPです。少額の出金に成功しても、その後の出金は保証されません。
P5. 履歴の書き出しと完全な明細を確認した 実際の口座履歴ファイルで、取引、日時とタイムゾーン、商品、取引量、価格、手数料、スワップ、資金移動を確認します。MT4/MT5/cTraderであっても、ファイルの確認は省略できません。独自プラットフォームでも、完全な明細を提供できれば不利な条件にはなりません。CSVなどの読み取り可能な形式は、 取引日誌(F) や、 税務申告(14.3).
P6. 契約書に明確な苦情申立手続きがある 契約書に、苦情の提出先、期限、その法人と自分の顧客区分に適した紛争解決手段が記載されています。管轄する現地のオンブズマンや紛争解決制度を確認してください。たとえばポーランドの金融オンブズマンや、オーストラリアの AFCAへの加入 とその管轄を確認します。 FIN-NET はEEAの越境紛争に適した機関を探す助けになりますが、それ自体が単一の裁定機関というわけではありません。提出先が不明なら入金前に明確にしてください。 付録K の手続きでは、実際の連絡先が必要です。
P7. デモの利用条件と最小取引量がテスト計画に合う デモの有効期間と更新方法に加え、選択した商品の最小取引量、取引量の刻み、契約金額を確認します。最小ポジションでも、予定したストップと費用を含めて自分のリスク限度内に収まる必要があります。仕様に0.01ロットとあるだけでは確認になりません。無期限のデモは便利ですが、安全性の条件でも、実際の市場での執行観察の代わりでもありません。
P8. 強引な勧誘がない 追加入金を迫る行為、利益を約束する「口座担当者」、出金を解除するための送金要求はSTOPの兆候です。対象の個人顧客向けCFDサービスについて、現地の特典・誘因規則を確認します。EU各国の措置、英国FCA、オーストラリアASICの規則には、それぞれ定められた適用範囲があります。ポーランドの例は、 KNF決定の1(d)項です。あらゆる金融商品のあらゆる販促を世界中で禁止するものではありません。未解決のフラグを合計点で相殺することはできません。
P9. 実績と財務諸表:長年の営業と業績公開 営業開始時期、同一法人としての継続性、該当する法人登記簿で入手できる財務諸表(ポーランドならKRSなど)を確認します。入手可能な範囲で、損益、資本、監査人の指摘を読みます。長い履歴は評価の助けになりますが、ブランドの年数や単に公表されていることだけでは支払能力を確認できません。検証可能な情報がなければ「不明」、基準を満たさないことが確認されたら「いいえ」です。
P10. 翌日持越しと週末の仕組みが文書化されている 商品仕様で、タイムゾーン付きの取引・ロールオーバー時刻、スワップ計算(該当する場合は複数日分の付与・徴収を含む)、休止時間、ギャップ、対象CFDの配当調整を確認します。すべての商品に三日分のスワップや配当があるわけではありません。規則が適用されない場合も仕様で明らかにする必要があります。サーバー時刻は自分の現地時刻と一致するとは限らず、夏時間の切替日も異なる場合があります。
評価票バージョン:2.0・評価者(任意、紙に記入):______________

モジュール2:プロップ会社 — ルールリスクスコア(0–20)

ルールの負担と、選択した透明性の不足を採点します。0=その質問で示した最も負担の小さい選択肢、1=中間、2=最も負担の大きい選択肢です。ゼロは安全を意味しません。対象段階の契約書、規則、FAQを確認してください。チャレンジとその後の段階で規則が異なる場合があります。文書で判断できなければ「不明」を選びます。会社から書面の回答を得た後も、自動的に1点を付けず、契約と整合しているかを評価してください。一貫性ルールやBest Dayルールには、業界全体で共通する定義はありません。重要なのは、その会社の規則の具体的な記述です(12.11).

付録G・デューデリジェンス評価票 — プロップ会社用(ルールリスクスコア)・forexmechanics.com/ja/due-diligence-scorecards/・学習用資料
ルールリスクスコア ルールの負担を測る筆者独自の尺度。情報の完全性とフラグを優先します
R1. ドローダウンの種類 ドローダウン は日次上限と総上限を分けて確認します。残高・有効証拠金のどちらを基準にするか、リセットとタイムゾーン、費用、上限に触れた場合の扱いを確認してください。使われる仕組みのうち最も負担の大きいものを選びます。未決済ポジションを含む有効証拠金の最高値に追随する方式では、後でほぼ損益ゼロで決済しても、口座の損失限度ラインが引き上がる場合があります。分類を選ぶだけで、残りの余裕額の計算を省くことはできません。
R2. 一貫性ルール/Best Dayルール 最高利益日の比率の正確な式、分母、対象期間、損失の扱い、違反時の結果を確認します。比率を満たすまでの取引継続、報酬支払の延期、プログラム終了などがあり、会社や段階によって定義は異なります。文書がなければ「不明」、文書自体の記述が曖昧なら2点です。
R3. 規則の変更 変更が新規プログラムだけに適用されるのか、進行中のプログラムにも適用されるのかを確認します。将来に向けた変更と、すでに行った取引の評価方法の変更を区別してください。通知期間と撤退できる条件を記録します。遡及変更、または明確な制限なく随時変更を認める条項は、この評価票では合計点にかかわらずSTOPフラグです。
R4. 戦略を制限する規則の数 有効な異なる制限を数えます。翌日・週末の持越し、指標発表、最大取引量・ポジション数、グリッド・マーチンゲール、EA、SLの義務付けなどです。FAQと規則の両方に同じ禁止があるからといって重複して数えないでください。数が示すのは複雑さであり、厳しさではありません。一つの規則だけで自分の戦略が使えなくなる場合もあります。戦略との適合性は評価票の下部で別途確認します。
R5. 報酬の支払条件 支払日程、最低額、利益配分、初回支払、支払上限、支払後に残るドローダウンの余裕額を確認します。複数の選択肢が当てはまる場合は、最高点のものを選んでください。この基準は支払条件を扱い、R6は支払手数料を扱います。明確な基準のない裁量による拒否はSTOPフラグです。
R6. チャレンジ料金以外の費用 予定する経路について、参加、リセット、データ、プラットフォーム、有効化、報酬支払の費用を合計します。条件が重なる場合は最高点の選択肢を選んでください。支払手数料がゼロでも、隠れた有効化手数料を相殺はできません。手数料表を入手できなければ「不明」です。
R7. 法人と法域 正式法人名、登録簿、所在地、準拠法、苦情・紛争解決手段を確認します。オフショアの法域だけで詐欺と決まるわけではありませんが、検証や権利行使の難しさは重要です。シミュレーションのプログラムは「資金提供済み」という名称で証券口座になるわけではなく、別のグループ会社の免許も自動適用されません。契約相手の身元を確定できなければSTOPです。 シミュレーションモデルに関する情報源.
R8. 会社の営業年数と支払履歴 同一法人の営業年数と、入手できる報酬支払の証拠を確認します。匿名のスクリーンショットやアフィリエイト関係者の証言は独立した裏付けではありません。チャレンジ料金が会社の収益になることはありますが、そのモデルだけでねずみ講や支払不能と決まるわけではありません。過去の履歴は将来の支払を保証しません。以下の年数区分は、この評価票で便宜的に設けた区分であり、倒産リスク調査の結果ではありません。
R9. 事業モデルの透明性 何がシミュレーションで、何が市場に回される可能性があり、報酬の原資は何で、参加者に対してどのような義務を負うかを会社が説明しているか確認します。モデルの説明は財務監査ではありません。説明がないことは、チャレンジ料金が唯一の収益源である証明にはなりません。推測した資金の流れではなく、透明性を評価してください。
R10. 裁量条項 「プログラムの精神」「ギャンブル的行動」「有害な取引」などの条項を確認します。禁止される行動、その認定方法、罰則、不服申立手続きが明確でしょうか。正確な定義は必ずしも数値である必要はありません。明示された規則を守った結果であっても、検証可能な基準なく無効にできる無制限の権利は、2/20であってもSTOPフラグです。
評価票バージョン:2.0・評価情報と文書:上の項目に記入
追随型ドローダウン、規則変更、プログラムの精神に関する条項を強調したプロッププログラム規則の印刷物と、リスク点数を計算したルールリスクスコア票
追随型ドローダウン、規則変更、プログラムの精神に関する条項を強調したプロッププログラム規則の印刷物と、リスク点数を計算したルールリスクスコア票

判定基準と結果の読み方

配点と限界を明示する。 P1–P10は「はい」ごとに1点、「いいえ」と「不明」は0点です。K1–K4に点は付かず、ほかの点数に優先します。プロップ用はR1–R10の選択肢の値を足します。各項目の上限は2点、合計は0–20です。0–5、6–11、12–20の区分と、ブローカーの5点・8点という基準は、実証的に較正したものではなく編集上の取り決めです。詐欺、倒産、プログラム合格、報酬支払の確率を表しません。相互に関連する項目もあります(R5とR10など)。合計は文書を整理して読むための補助であり、独立したリスクを測る数値ではありません。

評価の中断が優先する。 ブローカーはK1–K4の「いいえ」で、この評価票では却下です。P1/P2/P3/P4/P6/P8の「いいえ」は、文書、出金、勧誘行為が明確になるまで以後の評価を保留します。プロップ会社はR3/R5/R7/R10が2、または戦略が規則と両立しなければ、合計にかかわらずSTOPです。これはこのツールの保守的な規則であり、会社の合法性についての判断ではありません。次に回答、証拠、評価情報、確認チェックが揃っているかを調べます。点数区分を説明できるのは完全な評価票だけです。ブローカーのSTOPフラグは六つあるため、そのフラグのない完全な評価票は少なくとも6/10になります。それより低い合計は、評価中断時の補足情報にすぎません。

確認用の例: R7=2以外がすべてゼロなら、結果は2/20かつSTOPであり、低リスクではありません。ブローカーで必須四つが「はい」、採点が九点でもP4=「いいえ」なら、9/10かつ評価保留です。テスト前にP4=「不明」で、残り九つが「はい」なら、採点済み回答は9/10でも評価は未完了です。フォームを「完成」させるために入金してはいけません。プロップ用では不明の回答があると、分類を付けずに合計の取り得る範囲だけを表示します。

モジュール条件解釈
ブローカーK1–K4:一つでも「いいえ」この評価票では却下。 ほかの点数で必須基準を覆すことはできません。入金して試してはいけません。
ブローカーP1/P2/P3/P4/P6/P8に「いいえ」STOP — フラグを解明する。 文書、費用、執行、出金、苦情、勧誘圧力に関するものです。出金問題を解決するために追加入金してはいけません。
ブローカー「不明」あり/回答、証拠、評価情報に不足あり評価未完了。 不足事項の一覧を次の確認計画にします。P4はテスト前なら不明のままです。監督当局や会社の回答時期は保証できません。
ブローカー合計:8–10/5–7/0–4点。ただしゲートを優先基準の充足度が高い/一部/低い。 区分は「はい」の数を示しますが、最終結果は引き続きフラグと不足事項に左右されます。「いいえ」の一覧も残ります。10/10でも12.12の14ゲートの代わりにはならず、入金や追加入金を推奨しません。
プロップ会社R3/R5/R7/R10=2、または戦略が両立しないSTOP — 点数に優先するフラグ。 好ましい回答と平均して打ち消してはいけません。文書を保管し、料金を払う前に条項を明確にしてください。
プロップ会社未回答/不明/証拠や評価情報の不足評価未完了。 不足情報のある合計範囲はリスク評価ではありません。未記入の評価票はデータなしであり、0/20ではありません。
プロップ会社STOPのない完全な評価票:0–5点この尺度では負担が比較的小さい。 会社の支払能力や誠実さ、プログラムの合法性を確認するものではありません。モデルと経済的な妥当性は別に評価してください。
プロップ会社STOPのない完全な評価票:6–11点ルールの負担が比較的大きい。 確認された制約と、リセットを含む経路全体の費用を、自分の支出上限と照らして分析してください。
プロップ会社STOPのない完全な評価票:12–20点ルールの負担が大きい。 制約が重なるほど戦略の実行は難しくなります。ただし合計値は、各フラグがそれぞれ独立して結果を無効にするという証明ではありません。

よくある質問

会社名やランキングを載せないのはなぜですか?

明確な理由が二つあります。第一に、このツール集にはアフィリエイト契約がなく、事業者を推奨しません。ランキングは公開日に公平であっても、基準より早く古くなります。免許の取消し、規則変更、オフショアへの移転があり、読者はランキングを推奨と受け取ってしまいます。第二に、既成の一覧よりも、登録簿で自分で情報を確かめる力の方が重要です。会社は変わっても方法は残ります。評価票は基準と情報源を提供します。会社名は自分で入力し、判断の責任も自分で負います。

ブローカーとプロップ会社では、確認の何が違いますか?

主なリスクの所在が違います。ブローカーには自分のお金を預けるため、監督、資金の分別管理、補償制度を確認します。これらは公開登録簿で調べられます。プロッププログラムでは評価サービスや利用権に料金を払い、「資金提供済み」と呼ばれる段階もシミュレーションの場合があります。報酬条件は顧客預金の残高ではなく契約から生じます。ドローダウンの方式、裁量条項、規則変更、契約相手、法域を確認してください。ブローカー顧客の保護をプログラムに当てはめたり、プロップという名前の活動はすべて監督対象外だと考えたりしないでください。実際のサービス構造が重要です。そのため、ブローカー用は口座の規制枠組みと資金保護を調べ、プロップ用は契約規則と戦略との適合性を整理します。

「不明」が多い場合はどうすればよいですか?

それを結果として扱ってください。実際にそれも結果です。評価票の「不明」はそれぞれ、登録簿、警告リスト、契約書、手数料表、規則といった情報源を持つ具体的な確認作業です。すべての確認に必要な時間は保証できません。文書だけで解決する質問もあれば、書面での説明が必要な質問もあります。不足情報、情報源、該当事業者への質問を記録してください。文書に記載がないことや回答の矛盾を、「はい」やプロップの0点に変換することはできません。ブローカーは不明の基準に点が付かず、高得点でも評価未完了です。プロップ会社は不明の回答によって合計の範囲が広がり、分類できなくなります。確認された問題は、選択肢の説明に従って別に評価します。

ブローカーが高得点、プロップ会社のスコアが低ければ安全ですか?

いいえ。結果は特定の日の回答を表すもので、事業者の認証や支払確率の測定ではありません。ブローカーで少額テスト、注文執行、出金に進む場合も、その前に12.12の全ゲートと別途の意思決定が必要です。テストの成功は自動的な入金増額を正当化しません。プロップの合計が低くても、STOPフラグ、証拠不足、戦略と両立しない規則を覆すことはできません。12.11の費用計算と合格率の例は別の分析です。説明用の確率を、自分のプログラムのデータと受け取らないでください。会社、免許、顧客区分、規則が変わったら再確認します。保存済みの回答は、それだけで最新になるわけではありません。

説明用の事例:免許情報をコピーした偽業者。 その仕組みは、 FCAの警告で説明されています。「ブローカー」のサイトは信頼される当局の免許番号とフッターのロゴを表示しています。しかし番号を登録簿で検索すると、名前は似ていても所在地の異なる別の会社が出てきます。偽業者は認可された法人をかたっているのです。番号自体は実在する会社のものかもしれないため、ドメイン、所在地、連絡先も照合してください。異なれば、登録簿から独立して入手した連絡先で会社に問い合わせます。これがK1の根拠です。掲示板の評判より、身元と認可の一致が重要です。この事例は、筆者が行ったテストや確認時間の保証を述べたものではありません。
説明用の事例:「プログラムの精神」を理由とした拒否。 具体的な紛争の報告ではなく、契約分析のための仮定です。トレーダーは数値上の制限に一切違反せずチャレンジに合格しました。その月の利益は中央銀行発表後の二つの大きな値動きから得たものです。会社は利益が「集中しすぎ」「プログラムの精神に反する」として支払を拒みましたが、規則は集中も精神も定義していません。評価票ではR10に該当し、2点の単一フラグとなります。意図的に中間の選択肢はありません。無制限の裁量は合計にかかわらずSTOPです。正確な規則は数値だけでなく文章でも定義できます。何が違反で、どう不服を申し立てるかを確認できる必要があります。確認できなければ「不明」のままにし、会社の書面の説明を保管してください。規則を読むだけで支払が保証されるわけではありません。

関連する講座内容

免責事項: このページは学習用であり、投資助言や法律上の助言ではありません。評価票は自分で行う確認を整理するもので、特定の事業者を評価しません。結果は評価日の回答だけを反映し、事業者の文書や適用される国内規則は変わる場合があります。ブローカーやプロッププログラムを選び、その結果を引き受けるのは自分の判断です。

情報源

  1. ポーランド:KNF — 法人検索 および 警告リスト。登録情報と認可範囲を積極的に確認してください。警告がないことは安全の確認にはなりません。リストの意味については、 KNFによる第6b条の説明を参照。K1–K2。情報源の確認日は2026年9月18日ですが、個別の登録内容は自分の評価日に読み直す必要があります。
  2. KNF決定No DAS.456.2.2019、2019年8月1日(PDF)、1(c)–(d)項:決定の対象となるCFD口座のマイナス残高保護と個人顧客への特典の制限。K4/P8。参照日:2026年9月18日。別の国や商品では、この条件を自動適用せず、該当する制度を確認してください。
  3. ポーランド:KDPW — 補償制度 および 参加者一覧。K3:保護の範囲、対象要件、該当法人。情報源の確認日:2026年9月18日。別の制度については、その制度自体の規則を読んでください。
  4. FCA — FX取引詐欺:認可法人の情報をコピーする手口と、連絡先を独立して確認する必要性。参照日:2026年9月18日。偽業者の仕組みに関する情報源であり、自分の国の顧客にサービスを提供する権限の証明ではありません。
  5. FSMA — デモ口座を用いるプロップモデルへの警告、2024年3月7日。参照日:2026年9月18日。シミュレーションモデルと、報酬が契約条件に左右されることを説明します。世界中のすべてのプログラムを法的に分類したものではありません。
  6. 欧州委員会 — FIN-NET:越境案件を含むEEAの金融紛争の裁判外解決ネットワーク。参照日:2026年9月18日。P6:法人と案件に適した機関を特定してください。
  7. 内部資料: 12.12 ブローカー選定チェックリスト および 12.11 プロップトレーディング。ゲートの論理、テストの段階、プログラムのモデル、規則の落とし穴。本評価票の配点と基準は上記の筆者独自の取り決めであり、監督当局のモデルではありません。
  8. FCA — 認可の確認方法:会社と対象サービスの許可を確認。K1。確認日:2026年9月20日。一つの法域の免許は、ほかの地域の顧客にもサービスを提供できる万能の許可ではありません。
  9. ESMA — 各国のCFD介入措置と商品の対象範囲、2026年2月24日。 FCA — 個人顧客向けCFDの制限PS19/18; ASIC — CFD商品介入命令を2027年5月23日まで延長。K4/P8:マイナス残高保護と誘因の制限は、適用措置、商品、顧客区分によって異なります。確認日:2026年9月20日。
  10. FSCS — 投資の保護:対象要件は会社、規制業務、請求内容によって決まります。通常の投資成績の悪化は対象外です。K3。確認日:2026年9月20日。英国の例であり、世界共通の補償ではありません。
  11. AFCA — 金融会社検索:加入状況と苦情窓口を確認した後、自分の案件が制度の管轄に入るかを確認。P6。確認日:2026年9月20日。オーストラリアの手段であり、世界共通のオンブズマンではありません。

Jarosław Wasiński (ヤロスワフ・ヴァシンスキ)

編集長、ForexMechanics.com • マクロ・FXアナリスト

金融市場で20年以上の経験を持つ独立系プロアナリスト。2007年からFX市場で活動し、ファンダメンタル分析・OTC市場構造・規律ある資本リスク管理を専門としています。

  • 2004年より信頼性の高い金融教育を提供するMyBank.plの創設者兼編集長。
  • 投資家・トレーダー向けに数百本の詳細な市場解説、構造分析、教育コンテンツを執筆。
  • 市場の透明性を支持し、具体的なデータと機関投資家レポート(BIS・ESMA・CFTC)に基づく教育を推進。

すべてのコンテンツは教育・情報提供のみを目的としており、投資アドバイスや推奨を構成するものではありません。レバレッジ取引(Forex/CFD)は急速な資本損失リスクを伴います。