資産曲線
実際に何を描いた曲線か?
曲線は計上済み残高、保有ポジション込みの有効証拠金、資金移動調整後リターン指数を示し得ます。評価方法、通貨、費用、頻度を記します。入出金は取引損益ではありません。成績比較では資金移動を一貫して扱います。時点や投下資本が変わると、入金を引くだけでは正しい割合リターンにならない場合があります。
順序が重要
取引損益の合計が同じでも、ドローダウン、必要証拠金、取引継続の可否は異なり得ます。決済後だけの記録は、大きな含み損を隠す場合があります。日次点でも日中の底を逃し得ます。最終価値だけでなく、深さ、最高値を下回る期間、利益集中を評価します。例の5.71%は指定した観測値だけの値です。
滑らかさは診断ではない
完全に滑らかな線なら評価方法、観測頻度、欠落データを確認しますが、それだけで不正や過剰適合は証明できません。長い横ばいは無保有、跳躍は資金移動やまれな取引を反映する場合があります。ナンピンで残高上のリスクが隠れることがあるため、有効証拠金も見ます。全戦略に共通の健全な形はありません。
表示通貨
当初USD 10,000をEUR/USD 1.25で換算するとEUR 8,000です。最終USD 10,800も1.35ではEUR 8,000になります。この仮の換算では、為替費用前にUSDで8%、EURで0%のリターンです。報告通貨の変更は説明します。履歴全体を現在の一レートで換算せず、各観測時点に適切な換算レートを使います。
監査で使う
曲線を注文、明細、保有エクスポージャーと照合します。見栄えのよい履歴に作り替えず、戦略の版、リスク変更、費用を示します。過去の成長は将来のドローダウンに上限を課しません。講座内:日誌と指標と、戦略監査.